沼津店の土佐谷です。

みなさんが思っているお墓のお掃除の仕方、実は間違えているかもしれません。
昨日、建立者様の納骨のお手伝いの為、お寺の墓地で納骨の準備をして待っていると親子がお墓の掃除に来ていました。

「こんにちわ」とご挨拶をしてお掃除を見ていると・・・
お母さんがきれいに墓石を拭いた後に、お子さんがバケツからお水をかけていました。

沼津石材がお勧めしているお墓のお手入れの仕方は
「お水はかけっぱなしにしないで必ずふき取りましょう」です。

実は、墓石(石材)に「水をかけっぱなしにすること」はあまりよくないのです。なぜいけないかというと2つの石に良くないことが起こる可能性があるからです。



 1つ目に「カルキ」が凝固し表面に白く固まったり、水垢の原因になりやすいのです。

バケツに汲んだ水をかけることは、水道水の水をかけることになります。
水道水には「カルキ」といわれる次亜塩素酸カルシウムが除菌の為に入っているのです。
水をかけっぱなしにすると水分は蒸発しますが、「カルキ」は表面上に残ります。
このカルキが蓄積し固まると墓石表面に白くなっていしまいます。
墓石の水鉢に水をためるので特に白くなりやすいので注意が必要です。

2つ目は、水分が石材内部に入り風化や変色を引き起こしやすくなるのです。

お墓の石は御影石を使用していますので人の手で触るととても硬いですが、人の目に見えない細かい穴が空いています。
「細孔」と呼ばれるこの穴に水が浸透していくのです。
お墓の石材の主要構成鉱物は、石英、長石、雲母などです。この構成鉱物の中に磁鉄鉱というものが含まれています。
この磁鉄鉱は文字通り鉄分を含んでいますので、長い間水分を含む状態が続いていることが一因で「サビ」が生じるのです。
この「サビ」がお墓の変色の元になります。

全ての原因がこの水をかけることではありませんが、墓石の風化や変色などのトラブルの原因の多くは「水」によるものが多いです。
夏の暑い日など、お水をかけてお掃除することもあるのですが、水をかけたら必ずふき取ることを心掛けましょう。